珍説百物語【25】

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珍説百物語【25】


蝋燭:弐拾伍本目『死祓う冥界の札』

 郵便受けに税金の請求用紙が入っていた。
 仕事も世話をできないくせに、税金だけ持っていく政府に絶望した!
 などとブツクサ言いながら、銀行へと向かう。
 死んでしまったあいつのために貯めていたはずの貯金も、いまや風前の灯である。
 このまま仕事が見付からなければ、この納税すらもおぼつかないのである。
 もういっそのこと、相談して免除してもらった方がいいのではないか?
 目の前が暗くなる毎日、どうしたらいい? おふくろ……。
 国よ、政府よ、この迷える無職に職を与えたもれ!
 お主、死相が見えるのう。誰だ?! ふふふ、私はお前の中の爆弾だ!
 なっ、なんだって~!! 死に呪われている俺なのであった……。
 などと、できの悪い酷い脳内妄想に耽っているうちに、口座から必要金額を卸して、用紙に記入し受付の順番を待つ。あぁ、愛すべきお金が消えてゆく……。


『支払う、明快納付だ!』
 受付の人に気合を入れて、そういいながら渡した。
 明日からジリ貧生活がまた続いていくのであった。

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2005年7月29日~
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